公開日:2017年6月18日
ラックが無償で提供するPCのセキュリティ状況を診断する「自診くん」を試してみた
セキュリティ企業大手のラックが、PCのセキュリティ状況を診断するサービスの「自診くん」という無償サービスを提供開始しました。
このサービスは無料で利用できるだけでなく、結構踏み込んだ内容もチェックしてくれるので、特にモバイルPCとして無料Wi-Fiスポットに接続する場合などには事前にチェックをしておきたいところです。
このサービスが診断してくれる内容は、以下のようになります。
- ランサムウェア「WannaCry」の攻撃耐性
- 「SKYSEA Client View」脆弱性への攻撃態勢
- インターネットからの直接アクセスを許可すべきでない機能
- SSH, TELNET, NETBIOS, RDP, VNC
では、実際に使用してみましょう。
「自診くん」のサイトにアクセスし、「利用規約に同意して診断する」にチェックを入れ「次に進む」をクリックします。ちなみにここでは、MacBook Air でアクセスしてみます。
診断項目はせっかくなので「以下の全てを診断する」にチェックを入れて「次へ進む」をクリックします。
確認画面が表示されるので「診断スタート」をクリックします。
診断結果は以下のようになりました。問題なさそうですね。
簡単に利用できますし、「自診くん」は定期的に実行するとよいのではないでしょうか。
なお、Windows ではさらに IPA が無償で提供している「MyJVN バージョンチェッカ」を合わせて利用することをおすすめします。このツールは主要なツールのバージョンが古く、脆弱性がないかチェックしてくれるツールです。
CUI での自動実行もできるので、おすすめです。
アンチウイルスソフトだけでなく、セキュリティパッチの適用や、上記のようなサービス・ツールを利用するとより安全にPCを利用できるようになります。ウィルス、特にランサムウェアなんかに感染したら大変ですからね。
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