本日(2016年1月13日)の Windows Update により、Internet Explorer のサポートは各 Windows の最新版にのみになります。
これは、Internet Explorer のサポートライフサイクルのポリシーの変更に伴うものです。最新バージョンでない Internet Explorer はサポート対象外となり、セキュリティパッチも提供されなくなります。
具体的には、以下のようになります。
http://blogs.technet.com/b/jpieblog/archive/2015/12/17/3658365.aspx
ここで注意が必要なのが、Internet Explorer の 8, 9, 10 のサポートが基本的に終了になりますが、Windows Vista だけは、Internet Explorer 9 がサポートされるということです。
但し、Internet Explorer 11 には、エンタープライズモードというものがあり、Internet Explorer 8 の互換モードで動作させることができますので、多くの企業はエンタープライズモードを利用するようになるのではないでしょうか。
なお、WSUS (Windows Server Update Services) で、 Internet Explorer のバージョンアップを止めることはセキュリティ上好ましくないのでお勧めいたしません。
なお、あまり注目されていませんが、Windows 8 のサポートも本日で終了するので、Windows 8.1 へのアップグレードが必要です。ご注意ください。
まぁ、Windows 8 ユーザーは 0.5% なので、さほど大きな影響はないと思いますが。Windows 8.1 へのしつこいアップグレードか、Windows 10 へのしつこいアップグレードの督促でアップグレードしてしまったのでしょうね(笑)。
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