はじめに
VirtualBox に Windows Server 2012 R2 の評価版をダウンロードしてインストールします。
事前に、Microsoft アカウント(outlook.com等)を用意しておいてください。
Windows Server 2012 R2 評価版のダウンロード
下記サイトより、Windows Server 2012 R2 のダウンロードを行います。
ダウンロードするバージョンは、今回は「Windows Server 2012 R2 Datacenter ISO」にします。
なお、今日(2014/09/27)時点では、ISO イメージはダウンロードがうまくいかないようなので、以前ダウンロードした ISO ファイルを利用してインストールします。
VHD イメージはダウンロードできるようですので、復旧まで待てない場合は VHD イメージをダウンロードしてください。VHD イメージの利用方法は後述します。但し、VHD イメージは英語版ですが、日本語化する手順も記載しましたので参考にしてください。
仮想マシンの作成
VirtualBox を起動し、新規作成で以下の仮想マシンを作成します。
- 名前:Windows Server 2012 R2
- タイプ:Microsoft Windows
- バージョン:Windows 2012 (64bit)
- メモリ:2048 MB
- 仮想ハードドライブのタイプ:VDI (可変サイズ)
- ハードディスクのサイズ:25 GB
Windows Server 2012 R2 のインストール
先ほど作成した仮想マシンを起動すると、以下の画面が表示されるので、ISO ファイルを指定して「起動」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
「今すぐインストール」をクリックします。
インストールするエディションを聞かれるので、「Windows Server 2012 R2 Standard 評価版(GUI 使用サーバー)」を選択して、「次へ」をクリックします。
ライセンス条項に同意して、「次へ」をクリックします。
新規インストールなので「カスタム」をクリックします。
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
一通りインストールが終了すると、Administrator のパスワード入力画面が表示されるので、パスワードを入力して「完了」をクリックします。
Administrator でログインすると、以下のように無事にログインできたのでインストール完了です。
VHD ファイルの場合のインストール方法
VHD ファイルの場合は、仮想マシンの新規作成時に以下のように指定します。
- 名前:Windows Server 2012 R2 VHD
- タイプ:Microsoft Windows
- バージョン:Windows 2012 (64bit)
- ハードドライブ:ダウンロードした VHD ファイル
この仮想マシンを起動すると、いきなり英語版の画面が出てきてびっくりしますが、以下のように設定して「Next」をクリックします。
- Country or region : Japan
- App Language : Japanese (Japan)
「I accept」をクリックします。
Administrator のパスワードを設定して、「Finish」をクリックします。この際、キーボードが英語配列になっているので、記号は使用しない方が無難です。日本語化が終了してからパスワードを変更しましょう。
Administrator でログインすると以下の画面になるので、無事にログインできました。但し、英語版・・・。
英語メニューだと不便なので、日本語化を行います。
ControlPanel >> Region で、Formats タブにある Language preferenes をクリックし、「日本語」をダブルクリックすると、’Download and install language pack’が表示されるので、ここから日本語言語パックをダウンロード後インストールし、再起動するとメニューを日本語化できます。
以下のようにしっかりメニューの日本語化ができていることが分かります。
このままだとキーボードが英語版になので、以下の記事を参考にキーボードを日本語に変更します。キーボードの設定を変更し再起動をすると、日本語キーボードが有効になります。
これで、VHD イメージの仮想マシンでも、問題なく Windows Server 2012 R2 を使用できるようになります。
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